男子第64回、女子第25回全国高校駅伝競走大会が12月22日、京都・都大路を舞台に熱戦を繰り広げた。
この大会に町田市内の中学校を3年前に卒業した3選手が出場。高校生最後の大会を終えた。
金井中学校出身の関根花観選手は愛知県豊川高校の1区(6Km)を走った。各チームのエースがそろう1区は「花の1区」と呼ばれる。また、南成瀬中学校卒業の谷萩史歩選手も東京都八王子高校の1区で出場。大会前から2人とも「中学生以来に一緒に走る。楽しみ」と語っていた。
西京極陸上競技場をスタートした選手たちは徐々に先頭集団を作りながら快走。15人前後となった5Km付近で関根選手がギアを変え先頭で引っ張り始める。「自分が得意な中盤で引き離したかった」と先頭に立つも2位以下を引き離し切れず、ラスト300m付近で各選手がラストスパート。関根選手も粘ったが、2秒差の3位で2区にタスキをつなげた。「区間1位を狙っていたので悔しかった」と大粒の涙を流した。
谷萩選手は少しずつ離され、16位でタスキをつないだ。昨年は同区を6位で走ったが今年は思うような順位でなく悔し涙を流した。
女子の優勝は関根選手の豊川高校。「チームのみんなに助けてもらった」と最後は笑顔で優勝を喜んだ。
南成瀬中学校を卒業した中山将選手も東京実業高校の2区(3Km)で出場。キレのある走りで3年連続同区を任された。しかし1区が43位と出遅れ、中山選手も自身の波に乗れず、順位を2つ下げた。「力を出し切れなかった」と中山選手。
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