火災の被害拡大防ぐ 協力者4人に感謝状
町田消防署(深瀬八郎署長)は1月17日、火災による被害拡大を防いだとして、ごみ収集を市から受託している多摩興運株式会社の三宅良一さんと高橋弘基さんに感謝状を贈呈した。同じく協力者の大島千代子さん、岩瀬正明さんにも贈呈した。
火災は1月8日の午前9時48分頃、町田市本町田の集合団地内に停車中の自動車から発生。三宅さんと高橋さんがごみの清掃作業勤務中に車両から炎が出ているのに気づき、近くを通行していた岩瀬さんとともに消化器で消火を行った。また、大島さんは自動車走行中に該当車両から炎が見えたので携帯電話で119番通報を行った。火は運転席を若干焼損するに留まった。この4人の迅速な対応により火災による被害や住民の混乱を最小限に抑えられたという。
深瀬署長は「これまで市民の皆様に防災訓練の呼びかけなどを行ってきたが、実際の火災時にしっかりと勇気をもって消火活動してくれたことに大変感謝しています」と話した。
町田消防署では1月15日の午後11時26分頃にJR町田駅ホーム上から線路に転落した男性を救出した複数の一般人を捜索している。「転落後、電車が到着するまで約2分。救助者の協力がなければ大事故に発展していた。自らの危険を顧みない勇気ある行動に感謝状を贈呈したい」と同署。協力者情報の問い合わせは警防課消防係【電話】042・722・0119へ。
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