「ただＯＮ」開館 忠生に子どもセンター
さっそく親子で賑わっていた(２７日)
町田市内で４館目となる子どもセンター「ただＯＮ（おん）」が１月26日、忠生地区にオープンした。当日は開所式とオープニングイベントが開催され、訪れた多くの住民がイベントを楽しんだ。
同センターは２００９年４月に相原町に開館した「子どもセンターぱお」に続く市内４館目となり、体を使って遊べるプレイルームや親子で安心して過ごせる乳幼児室、庭まで伸びる滑り台などが設けられている。また中高生がバンド練習などができる音楽スタジオもあり、０歳の乳幼児から18歳までの青少年のための遊びや仲間づくりのための居場所となっている。
26日のオープニングイベントには４５００人近くの来場者が訪れる盛況ぶり。「予想以上の人数で、一度に入れず規制させてもらうほどでした。地域の人たちが出店した模擬店も終了予定の２時間前には売り切れてしまい、後から来た方々にはご迷惑をおかけしました」と館長の栗原尚子さん。
「ただＯＮ」という名前には「忠生にＯＮ（忠生から始まるよ！）」や「忠生にＣＯＭＥ ＯＮ（忠生みんな集まれ！）」という意味を持たせたという。また、忠生の「忠」に人や自然の温かさ『温（おん）』、子どもから大人まで集い賑わっている様子『音（おん）』、人への感謝『恩（おん）』を合わせている。これは、地域の子どもたちからなる同センターの子ども委員会「Ｔ・Ｈ・Ｄ！！！」（ともだち・１００人・できるかなの略）が考えた名称。また、プレイルームを「わいわい」、図書コーナーを「ふむふむ」、乳幼児室を「はぐはぐ」など各部屋・スペースの名称も同委員会の考案によるもの。
同委員会は近隣小学校の児童から高校生まで約30人ほどで結成され、今後も子どもたちを中心に話し合いながら同センターを引っ張っていくという。職員は主にサポートに回っている。
栗原館長は「子育ての拠点になるよう根付けたらと思います。０歳〜18歳という制限があるが、地域の年配の方々にも参加してもらい、子どもたちと交流してもらえる場となってほしい」と話している。
開館時間は午前10時〜午後９時。休館日は火曜日、祝日の翌日、年末年始など。
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