町田市景観賞 大賞に成瀬の尾根道 「市民が主役の景観づくり」
市の景観づくりを市民と行政が協働する「まちだ景観セミナー2014」が3月1日、市立国際版画美術館・講堂で開催され、町田市の景観の向上に貢献する団体や個人を表彰する「第1回町田市景観賞」の発表が行われた。
町田市景観賞は市内で「良好な景観づくりの功績があること」「良好な景観の維持・保全活動を継続的に行っていること」に該当する個人や団体を表彰するもので、昨年8月に町田市が募集した。56件の応募のうち、条件に合った31件がノミネート。昨年10月に行われた一般投票(投票数510票)を参考に町田市景観づくり市民サポーターが現地視察を行い、町田市景観審議会の選考会議で「成瀬の尾根道」(成瀬の自然を守る会=塚本誠子会長)が景観大賞に選ばれた。
景観部門賞には、「自然景観部門賞」に昭和薬科大の樹林、「まち並み景観部門賞」に三輪緑山住宅地など3点、「文化・歴史景観部門賞」に鎌倉古道など4点、「生活・活動部門賞」に玉石積みのある住宅など5点が選出され、それぞれ受賞者には石阪丈一町田市長より賞状と記念品が授与された。
選考を担当した同審議会の鈴木伸治会長(横浜市立大教授)は「僅差でどこが大賞に選ばれてもおかしくありませんでした。日々の清掃活動など多くの市民が熱心に取り組む姿が感じられました。また市民サポーターの力添えにも感謝します。この賞を通じ、多くの市民活動に光を当てられたと思います」と講評した。
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