全国、世界で活躍するアスリートたちを称え応援しようと「スポーツアワードまちだ」(Spоrtsまちだホームタウン協議会ほか主催)のトロフィー授与式が10日、市役所で行われ、10組のアスリートが表彰された。グランプリに体操の内山由綺選手が選ばれた。
4回目となる今回は94の個人・団体がエントリーされ、各賞が表彰された。
グランプリに輝いた内山由綺選手は町田市立南中出身で、現在高校1年生。昨年6月に行われた全日本体操種目別選手権で、ゆかの演技で優勝し、また段違い平行棒でも2位になるなど大活躍。年齢制限のため世界選手権へは出場できなかったが、一緒に戦った寺本明日香選手(レジックスポーツ)や美濃部ゆう選手(朝日生命)らが世界を舞台に華麗な演技を魅せた。
受賞後のあいさつで「(年齢制限で出場できなかったが)次は私の番だと思っている。リオデジャネイロ五輪に出場して、金メダルをとりたい」と抱負を語った。今後は5月、6月に行われる全日本選手権に出場し、今年秋に中国で開催される世界選手権を目指す。
副賞の10万円は、「イタリアで全日本の合宿があるので、監督でもある母親の旅費にしたい」という。
準グランプリに輝いたのは桜美林大学弓道部。全日本学生弓道王座決定戦で初優勝したことが評価された。ベストパフォーマンス賞は、耳の不自由な人たちが参加する五輪「デフリンピック」のマラソン競技で銅メダルを獲得した山中孝一郎選手と、全日本学生チアダンス選手権・チアダンスの部で4年振りに優勝した玉川大学ダンスドリルチームJULIAS。
ベストインパクト賞は昨年テニス・ウィンブルドン選手権女子ダブルスで日本人として6年振りにベスト4となった青山修子選手。
ベストホープ賞はフットサルの吉林千景選手。全日本代表のエースとして昨夏のアジアインドアマーシャルゲームズで大活躍。現在スペインに移籍。
グローバルアクト賞はグラススキー界の第一人者の新谷起世選手。
特別功労賞に陸上走り高跳びの醍醐直幸選手。日本の陸上界をけん引。昨年引退を表明。現在も日本記録保持者。
スポーツ祭東京特別賞に新体操・町田RG(曽我部美佳監督・安藤彩音選手・高浦涼名選手)とチアダンスのエンジェルキッズ。
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