町田警察署 コンビニ強盗撲滅へ セブンイレブンで訓練
町田警察署(金子伸司署長)は強盗被害の撲滅を図るため19日、セブンイレブン原町田4丁目店(原町田4の11の18)でコンビニエンスストア強盗対応訓練を実施した。
当日は同店従業員や警察官に加え、防犯ボランティア、地域住民などが参加。模擬コンビニ強盗訓練の実演、警察官による犯人制圧訓練の実演、カラーボール投てき訓練などが行われた。
「訓練は1回でもやれば従業員に警戒心が生まれるので重要です。また町中のコンビニなので、町行く人々に安全確認のPRにもなる。この訓練が安心・安全な街づくりの一助になれば」と同署生活安全課長の曵地清一警部は話している。
レジ係を担当し、犯人役と対峙した従業員の荻野恭子さんは「お金を渡してもいいのかどうか迷ってしまった。訓練と分かっていても、鉄砲や大声を出されてドキドキしてしまい、犯人の特徴などを全然伝えられなかった。体験したことでとても勉強になった」と感想を述べた。
昨年警視庁管内で72件、そのうち町田市内では4件のコンビニ強盗が発生している。いずれも解決しており、今年度はまだ発生していない。曵地警部は「この訓練を今後に活かしてもらいたい。ケガのないように、そして速やかに通報してもらえれば」コメントした。
|
|
|
|
|
|