まちだの昔話 新作完成 村杉きりえギャラリー
市内在住の切り絵師・村杉創夢さんが切り絵絵本「まちだの昔話」の新作を完成させた。
まちだの昔話は村杉さんの創作物語で、町田の地名や町田の鳥・花などゆかりのあるものからヒントを得て物語を構成し、話に沿って切り絵をつけている。
過去に作成した7作をまとめた絵本が昨年10月に発行されており、村杉さんの自宅兼ギャラリーの「村杉きりえギャラリー」(南大谷912の53)や町田ツーリストギャラリー(ぽっぽ町田)で販売している。
シリーズ8作目となる新作は「七国山の大男」。2メートルにもなる大男「マツ」が、山族や庄屋の娘など登場人物との交流を経て成長していくストーリー。『昔話』ならではの”教訓メッセージ”も込められている。
作品の原画8枚が同ギャラリーに掲示されており誰でも観覧可能。また、訪れた人に村杉さん自ら紙芝居で作品を披露してくれる。
村杉さんは「どの場面を絵にするかを考えるのが大変。でも自分で作った話に絵をつけていくのはとても楽しい。まだあと8作、お話はできている。いつまでかかるかわからないが完成させたいね」と話した。
問合せは村杉さん【電話】042・728・9154へ。
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