想いを短冊に込め
来週７月７日は七夕。織姫と彦星が１年に１度だけ会える日―。
中国の伝説がもとになり、日本へは奈良時代ごろに伝わったようだ。日本最古の和歌集といわれる万葉集にも、当時の想いが寄せられている。
天の川 相向き立ちて 我が恋ひし 君来ますなり紐解き設（ま）けな
山上憶良（第八巻）
和光大学ポプリホール鶴川に七夕の笹が飾られ、来館者の想いを込めた短冊が数多く吊るされている。「宝くじ当たりますように」「ＥＵ加盟国に将来住みたい」…。人の想いも様ざま―。
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