絵手紙を通して、生徒と地域をつなげようと町田市立金井中学校(奥山拓雄校長)では、『絵手紙展ギャラリーウォークin金井』を開催した。
生徒が描いた季節を感じるような絵手紙を近隣の金井商店会加盟店や福祉施設、団体で掲示することで、生徒が地元をより身近に感じ、地域との結び付きを深めるようにと4年前から始まった。「地域にはこんなお店があったんだ」「いろいろな仕事がある」と生徒たちの総合学習の場となっている。作品の掲示だけでなく、交流の場を広げようと今月3日には、掲示の各場所を訪れお礼を述べ、見学した。
福祉作業所クラフト工房「ラ・まの」(高野賢二施設長)では同所ならではの草木染製品や織物の製作過程を見学。校舎から徒歩5分ほどの距離だが、あまり知ることのなかった通所者らの普段の仕事内容を間近で見学した。生徒からは「こんなに細かい作業が上手なんて」「1つ織り上げるのにどれくらいの時間が?」「スタッフさんの仕事で大変だったことは?」などの声が挙がっていた。
高野施設長は「作業所を知ってもらう良いきっかけだった。絵手紙でスタッフも新鮮な気持ちになれ、地域の人にもたくさん見ていただいた」と話していた。
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