神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2015年1月15日 エリアトップへ

平成26年度全国警察拳銃射撃競技大会・女子エアピストルの部で優勝した 相澤 ひかるさん 町田警察署勤務 24歳

公開:2015年1月15日

  • LINE
  • hatena

精密射撃で五輪目指す

 ○…10m先の標的目がけて銃を放ち、中心約20㎜の円に4・5㎜の弾を打ち抜く。高得点を獲得するには、極度の集中力と安定した高い精度を要する。署内の競技会でその腕を買われ、本格的に始めてまだ2年。成長著しく、各都道府県と皇宮警察本部の代表者が集まる大会で頂点に立った。

 ○…北海道生まれ。北海道警察の警察官である父を持つ。幼少期は毎日外で、兄と2人の弟たちと駆け回り、おままごとをした記憶はない。父親の「かっこいい姿」を見て育ち、物心ついた時から「将来は警察官」。兄弟で唯一父親と同じ職業に。「父と仕事の話をしながらお酒を飲めるのが嬉しいですね」と笑う。同じところで働きたい気持ちと同時に、違う場所で挑戦したいという気持ちがあり、「出るからには都会へ」との思いで上京。警視庁に入庁した。町田警察署の交通課に属し、市民の安全を守っている。

 ○…昨年夏に結婚したばかりの新婚さん。旦那さんも警察官。第一印象は「恐かった」。でも「間違った時に正しいことを言ってくれる」、そして照れながら「仕事ができる人はカッコいいですね」。「2人ともおいしいものが好きなので」と、オフの日には都内の料理店を探し歩く。家ではネットの投稿サイトを見ながら調理。「クックパッド『様様』ですね。ちゃんとレシピ通りに作ればバッチリなんです」と笑顔。

 ○…銃身をピタッと止めてぶれないようにする「据銃」。そして「空撃ち」、「実射」。通常業務に加え、射撃訓練を行う毎日。練習をいかに大会に近づけるか、そして大会ではいかに練習時の自分を出せるかに重点を置いている。「私はまだまだ」。ナショナルチームに所属する先輩は、食事の栄養面などにも気を配り、メンタル面や英会話など日々の生活の全てを競技にささげている。「今年はメンタル面を強化して”上”を目指す」。五輪出場枠獲得のため、さらなる高みへ進んでいく。
 

町田版の人物風土記最新6

石井 康一郎さん

沖縄に伝わる演舞であるエイサーが披露される催しの実行委員長を務める

石井 康一郎さん

旭町在住 51歳

4月25日

川崎 哲哉さん

相原地区の一押しスポットを紹介するかるたの製作に取り組んだ

川崎 哲哉さん

相原町在住 61歳

4月18日

渋谷 りゅうきさん

町田市防災アンバサダーに就任したユーチューバーのメンバーである

渋谷 りゅうきさん

町田市在住 40歳

4月11日

hirocoさん(本名:関口裕子)

鶴川で朗読と歌唱のコンサートを今週末行う

hirocoさん(本名:関口裕子)

山崎町在住

4月4日

飯間 圭吾さん

町田市内の経営者らと今夏、地元産ビールの醸造所を兼ねた店舗を開く

飯間 圭吾さん

原町田在住 39歳

3月28日

綾野 光紘さん

近隣団体と組んだ盛り上げが評価された山崎団地名店会の会長を務める

綾野 光紘さん

下小山田町在住 41歳

3月21日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook