モンゴルの伝統楽器「馬頭琴(ばとうきん)」の由来にまつわる民話「スーホの白い馬」は、教科書に採録され、日本人にも馴染みのある物語。小学2年生が国語の授業で学んでいる。
町田市立小山小学校(篠田康昌校長)では9日、実際の馬頭琴やモンゴルの文化に触れさせるため、モンゴルからの留学生、ドルジ・アルタンゲレルさん(桜美林大学1年)を招き、小学2年生(6クラス)の課外授業を行った。
ドルジさんによる馬頭琴の「草原を走る馬をイメージした曲」の演奏では、児童らから「鳴き声が聴こえる」「本当に馬が走っているみたい」との感想が出ていた。また、モンゴルの歴史や文化、日本とのかかわりなどを教わり、遊牧民たちの住宅(ゲル)での生活を知った児童らからは「電気はどうやってつなげているの」「家畜は何頭くらい?」「スーホの白い馬は本当の話なの?」などの質問が飛び交った。
また、ドルジさんからモンゴル語のあいさつを教わり、「センベロー(こんにちは)」と声を揃えて元気にあいさつした。
昨年9月に来日したドルジさんは、同大の映画専修に所属し、日本の学生らとともに映画作りを学んでいる。「将来はモンゴルと日本で力を合わせた映画を作るのが夢」と話している。
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