町田演劇鑑賞会(大谷光雄会長)が創立30周年を迎え、劇団文化座代表で女優の佐々木愛さんによる記念講演会が21日、町田市文化交流センターで行われた。
町田演劇鑑賞会は1984年2月に「町田市民ホールで、色々なお芝居が観たいね」と集まった人たちで結成した会。翌85年に準備会が発足し、それ以降これまでに159公演を上演してきた。現在会員は650人以上。
演劇鑑賞会は良い演劇を身近で、安く、観続けられることのできる会員制の非営利団体。企画や座席割り、当日の受付、アナウンス、大道具の搬入・搬出など運営は会員の手によって行われ、会員同士の新しい出会い、交流の場になっている。
観劇作品は会員の意見を反映し、新劇を中心に「古典」「ミュージカル」「コメディ」「現代劇」など様ざま。年間5〜6本を上演。
「創立からここまで、会の歩みを支えてきたのは、営々と続けてきたたくさんのサークル・会員の皆さんの熱い思いと、鑑賞会と共に歩み、相互に理解し合い、連携をとってきた劇団・創造団体のご協力とご支援があったればこそです。これからも会員の皆さんとともに35年、40年と続けていきたい」と大谷会長。
次回の160回目の公演は、レジナルド・ローズ作、西川信廣演出の「十二人の怒れる男たち」(俳優座劇場・原康義、瀬戸口郁、内田夕夜、柴田義之ほか出演)。4月7日(火)、町田市民ホールで午後6時30分開演。入会は入会金1000円、月会費2200円、ハンディ1200円、学生1000円。
今後の予定は、5月29日(金)「真砂女」、7月27日(月)「殺人同盟」、9月28日(月)「眼のある風景〜夢しぐれ東長崎バイフー寮」を予定。いずれも町田市民ホールで午後6時30分開演。
問合せは【電話】042・726・9325同会へ。
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