5月10日に小山内裏公園で行われた「第2回チャレンジ防災」で実行委員長を務めた 淡路二正(つぎまさ)さん 南大沢在住 76歳
元気な街に”花を咲かせる”
○…「町田・八王子それぞれの実行委員の皆さんがきちんと連携し、役割分担し、切磋琢磨できたことが成功の秘訣。また両市の行政、警察、消防が大変協力的だったことも嬉しいよね」。当日は3000人近くの来場者。町田市・八王子市が連携するイベントの成功に、顔をほころばせた。
〇…山・川・田んぼ―自然に囲まれた八王子市南大沢で生まれ、ずっと地元で街の変遷を見てきた。「15年前にアウトレットが来たけど、新旧の融合がうまく出来ていると思う」。南大沢地区の「元気な街協力の会」の会長を務める。「駅前をいかに活性化させられるかが大きな目標」。年間スケジュールはイベントでいっぱいだ。土日は5〜6万の人出がある街で「民間と行政が手を携えて、住みよく安全な街づくりをしているよ」と話す。人々の「南大沢っていい街だよね」という声がパワーの源という。
〇…電機メーカーを定年まで勤め上げる。電力の安定供給を図る仕事で「充実していたね。社会貢献できていた」。全国飛び回ったが「やっぱり地元はいいなと思う」。中学・高校時代は野球漬け。社会人になってもエースとして活躍。”1点獲れば勝てるチーム”を牽引した。「我が強いからね。合っていたんだと思う」。監督・コーチとの出会いなど、その時の経験が人生のプラスに。「当時、毎日走っていたから今でも身体が丈夫」と笑顔。
〇…「家で、じっくり眺めるのが至福の時」。自宅の庭の手入れが趣味。これからの季節、サツキが咲き誇る。「剪定」と「消毒」、これさえ間違えなければいいものが出来るという。会社勤めの時は休暇をとって手入れした。「子育てにも似ているよね。ただ植木は文句を言わないけど」とにんまり。ツツジ、芝桜、サツキ、フジ、モミジなど四季を通じて楽しめる。「時々通りすがりの方がのぞきに来るよ。もうリピーターもいるくらい」。街のリーダーが躍動し、元気な街に花が咲く。
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