町田市社会福祉協議会(社協)の会議室に15日、ハワイアンの爽やかな調べが響いた。
これは、東日本大震災で被災し、福島県、宮城県、岩手県から町田に避難を余儀なくされた人たちが集う「町田ふれあいサロン」での一幕。サロンでは月に1回様々なイベントを行っている。
この日は避難者も所属するフラサークル「レイモミ」(三井豊子代表)が「野に咲く花のように」や「フラガール」など5曲のフラダンスや歌を披露。避難者仲間18人と被災地の関係者らが、その発表を楽しんだ。
レイモミは平均年齢60代後半の女性14人からなるボランティアサークル。そのうちの5人が社協サロンから参加している避難者だ。「引きこもってばかりでなく、身体を動かしたい」という願いを社協の紹介で繋いだ。月2回練習を行い、地域の祭りへの参加や、グループホームなどへの慰問活動を行っている。三井代表は「色々なところに行くのも楽しみで、みんなイキイキとしている。ボランティアの意義だし、やりがいを感じる」と笑顔を見せた。
町田版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|