相原町の東京家政学院大学(廣江彰学長)で先月21日、現代生活学部生活デザイン学科の学生が、地域企業と共同で研究する商品開発の発表・報告会を行った。
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同大で2008年より続けられている共同研究。企業と共同で商品開発を行うことにより、学生は時代のニーズを先取りした質の高い商品やビジネスの最先端の活動を肌で感じ取ることができ、企業にとっては学生の感覚を商品開発に活かすことができることなどから、お互いに多くの利点のある活動になっている。
今回は大手商社の野村貿易株式会社が協力。東南アジア産のナマズ「バサ」、ブリ、ニシン、スケソウダラの4魚種を食材に食品開発を行った。
同社や同大関係者、地域の小学校教諭などを審査員とし、得票数1位の最優秀賞には「味のしみこみ具合が良く、すぐに商品化が出来そうなほど完成度が高い」と評された『ブリの炊き込みご飯』が選ばれた。
「学生発案の開発品は固定観念にとらわれないものが多く、期待以上の案が例年よりも多く出た。連携企業様の協力のもと、通常の授業では経験できない実践的な学びが出来た。開発提案品が社会の場に出る日が楽しみ」と同大担当者。
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