町田市では、町田を訪ねてくる訪日外国人の動向調査はまだ行っていないが、市内のホテル業者との情報交換会などを行い、現状把握に努めている。
「町田市としても、訪日外国人の急増は把握しています。市内ホテルの宿泊客観光バスの駐車場として、国際版画美術館を利用していただいているが、利用台数が急増している」と話す。これまで年間で50〜60台ほどだった使用台数が２０１５年４月から８月までで月30台に増えているという。
意見交換会では、「町田に宿泊する外国人観光客の動向調査を行いたい」「中国のカードが使えるお店をマップにしてはどうか」「市内で体験できるイベントを企画してほしい」などの意見が出たという。
また自由にインターネットに繋げられるｗｉ―ｆｉ環境の整備も要望があるという。市は「他の自治体の事例などを参考に、町田駅周辺で整備を検討したい」と話している。ほかにも多言語の案内表示板の設置や市内観光マップの作成なども要望がある。「町田商工会議所や町田市観光コンベンション協会などと連携し、体験イベント企画、通訳ボランティア確保なども行っていきたい」としている。
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