町田版 掲載号:2016年3月3日号 エリアトップへ

里山に咲く山野草を絵はがきに仕上げた 中嶋 英敏さん 小野路町在住 85歳

掲載号:2016年3月3日号

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地域の熟練イラストレーター

 ○…会社員時代は出版社のイラストレーターとして活躍。定年後もフリーに転向し婦人誌などに生活に密着したイラストを提供し続けた。描き上げる作品の繊細なタッチが小野路町の人々の心を掴み、「絵はがき」に挿すイラストの製作依頼を受けた。「ずっと絵を描く人生だったからね。頭の中にイメージがあれば億劫なことはなにもないよ」。同町でみられる春にふさわしい野草をテーマに一気に描き上げた。

 ○…1939年に警察官だった父の駐在勤めを機に南多摩郡鶴川村(現・小野路町)に移り住む。町田市ができる前で「もちろんまだ家も全然なかったよ」。8歳だった当時から絵を描くことがなによりの特技。「足が少し悪かったのもあって。あれは火災予防のポスターだったかな。よく先生に頼まれていた。それが僕の原点かな」と懐かしむ。

 ○…「シュンランは植物和名。でも小野路では皆”ジジイバコ”っていうんだよね」。歴史ある植物研究会のメンバーとしての顔も持ち、植物の話には一段と熱が入る。「こんなに周りにある草花のことをみんな初めはあまり知らない。勉強しないと」と30年前に同会に入会した経緯を話す。「今ではだいたいの草や花はわかる。知らなければいい絵は描けないよ」。細かな点まで描くボタニカルアートにのめりこみ、また油絵で風景画を描くことも得意とする。「今年は長野の戸隠にいった時の風景。また行きたいとは思うんだけど最近はちょっと身体がしんどいかな」。今年の町田市民美術展に出品した作品も好評を得た。

 ○…「駅が遠かったり不便な点もあるけれど、もちろん自然もあるし、やっぱり好きな場所」。小野路町に住んで80年近く。旧家の人が多い土地でも「僕の様に新しく来た人間にとってもここが故郷」。絵については「身体が元気な限りここで描き続けていきたい。絵も人も仕事も感じたものに正直に生きるのが一番」。

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