住宅の生垣とボン・エルフ（オランダ語。車道を蛇行させることで自動車の速度を下げさせ歩行者との共存を図る道路）が特徴。グリーンベルトの日常の潅水・清掃・除草は組合員が行っている
町の創立30周年を迎えた「三輪緑山住宅地」は垣・柵を生垣にしたグリーンベルトの統一感のある街並みが魅力。三輪緑山管理組合が美しい街並みを創り上げるため徹底した維持管理を行っている。
その活動が実を結び、２０１４年には「第１回町田市景観賞」の『まち並み景観部門賞』を受賞した。選考委員からは「住宅地開発当初からの街並みのコンセプトを守り、現在でも当時のまま維持しているグリーンベルトと敷地内の緑が一体となって醸し出す街並みは、管理組合の努力の賜物である」との評価を受けた。
「景観の向上に努力している方々を表彰する」ことが特徴の景観賞。「良い眺め」や「きれいな景色」などを取り上げる制度ではなく「人々の景観づくり活動」自体を表彰する制度となっている。「三輪緑山に住む方々の30年に渡る維持管理活動は、まさに市民が主役の街づくりの実践であり、他の地域に対して良い事例になると考えています」と地区街づくり課。
同管理組合は２００６年の「第２回住まいのまちなみコンクール」で『国土交通大臣賞』も受賞している。
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