防災・減災対策について広く普及させることを目的とした、学生による30秒の防災啓発動画3作品がこのほど完成した。
この動画の制作をめぐっては、町田市と相模原市地域で学生や行政がまちづくりなどで協働する組織「さがまちコンソーシアム」に相模原市が委託し、大学間で企画を募り、20作品の中から3作品を選出。そのうち2作品は玉川大学の2チームによるものだ。
動画は学生自らが撮影、演出したもので、3月下旬に行われた発表会の講評では若い感性が生かされた内容に対して、クオリティの高さを評価。併せて、学生の防災意識の高まりについて言及する参加者もいたという。
今回、女子高生を登場させるなど斬新なアイデアを基にチームリーダーとして動画を制作した長愛子さん(玉川大学芸術学部メディアアーツ学科4年)は活動を振り返り、「(防災に関する)知識だけを見せるのではなく、映像に力を入れた上で、知識を散りばめてわかりやすくしました。若い人や同世代が見て、女子高生に感化してほしかった。自分自身、制作しながら勉強になりました」と感想を話した。
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