神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2016年5月5日 エリアトップへ

3歳児〜5歳児 待機児童がほぼ解消 子育て支援体制を強化

社会

公開:2016年5月5日

  • LINE
  • hatena

 町田市はこのほど、今年4月における市内の認可保育所等の入所待機児童数を184人と発表した(速報値)。発表によると、市内での新規入所申込みは増加傾向にある中、3歳児から5歳児の待機児童が今年はほぼ解消したということがわかった。

 「民間事業者の協力もあり受入れの定員を大幅に増やすことができました」と子ども生活部保育・幼稚園課の担当者。2015年度から内閣府による「子ども・子育て支援新制度」が開始し、町田市では既存の幼稚園2園が「幼保連携型」、6園が「幼稚園型」の認定こども園に移行。これは東京都内で3番目、多摩地区では最も多い移行だったという。市もこれに合わせ今年、わかば保育園、カナリヤこども園などの定員を増やし、合計で242人の定員を増やすことに成功した。

一方で課題も

 これらの取組によって速報値では3〜5歳児の待機児童が1人とほぼ解消されたが、一方で年齢別には0歳児23人、1歳児115人、2歳児45人の待機児童が依然存在。市内在住で来月出産予定の30代女性も「勤務先に近い駅前の園には入園できなかった。私の様な非常勤の親にとっては苦しい状況」と話す。速報値でも南地区や町田地区、鶴川地区に関しては待機児童が増加傾向であり、「マンション建設などにより子育て世代が転入するエリアに関しては継続的な取組が必要と」と市の担当者は話す。

 今年はさらに新規3施設を含む6園の増築や整備を計画、既存施設を活用しながらさらなる受入れ体制を整える見込みだ。また、認可保育所等に勤務する保育士等の人材確保も急務とし、今年4月からは育休明けの保育士の子どもは市内の認可保育所等を優先的に利用できる取組を実施。「保育士の復帰支援」という視点からも子育て世代をよりサポートするための体制を強化している。

町田版のローカルニュース最新6

2回目の成人式、28日に

マチダブル 参加者を募集

2回目の成人式、28日に

4月18日

敗戦も最多の入場者数

敗戦も最多の入場者数

ホーム戦 3万9080人

4月18日

十種王者の「隠し湯」に

十種王者の「隠し湯」に

 国士大選手 木曽の銭湯で癒す

4月18日

「オペラの魅力 知る機会に」

「オペラの魅力 知る機会に」

森澤かおりさんインタビュー

4月18日

金井で花祭り

金井で花祭り

名物の足湯に人

4月18日

介護の入門的研修

介護の入門的研修

町田で始める介護のしごと

4月18日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook