映画と講演会で理解深める
９月は世界アルツハイマー月間・認知症を知る月間として、さまざまな活動が行われる。映像文化の発信を目的に活動している鶴川グローイングアップ映画祭では、若年性アルツハイマー病をテーマにした映画「アリスのままで」（２０１４年制作）の上映会・講演会を開催する。９月14日（水）、会場は和光大学ポプリホール鶴川Ｂ２ホールで。ほかにも認知症に関するイベントが企画されている。
同映画祭が企画するのは、映画を観てテーマを深く追求しようという試み。映画はジュリアン・ムーア主演で、アカデミー賞主演女優賞などを受賞した話題作。『ある日突然、単語を忘れ、人の顔を忘れ…』。避けられない現実との葛藤と、家族との絆を描いた。
当日は映画だけでなく、専門家の話も聞いて理解を深めてもらおうと、町田市認知症事業協力病院で都指定認知症疾患医療センターである鶴川サナトリウム病院の高橋秀行医師を招いて、上映後に認知症をテーマにした講演会も開催する。９月14日（水）、午後１時30分開映（１時開場）、チケット１０００円、定員３００人。問い合わせは【電話】０４２・７２８・４３００町田市民ホールへ。
ＲＵＮ伴
認知症への理解を広げるためにリレーをしながらアピールするイベント「ＲＵＮ伴」（らんとも）が９月19日（祝・月）に町田市内で行われる。主催はＮＰＯ法人認知症フレンドシップクラブ。「ＲＵＮ伴」は認知症患者や家族、支援する医療・介護関係者、支援者が走ることで、理解を深める全国規模のイベント。
町田市内では、それぞれ参加者がゴールするＪＲ町田駅ターミナル口そばの町田ターミナルプラザ市民広場と、小田急線町田駅東口カリヨン広場でゴールイベントを開催する。それぞれ午前11時〜２時。市民広場では、音楽イベントも開催する。
同イベントではボランティアを募集している。内容はコース周辺やゴールイベントでの手伝い。ボランティアの問い合わせは【電話】０４２・７２６・０７５３（七五三会・森さん）へ。
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