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カリグラフィー教室の主宰でギャルリー成瀬17で展覧会を行う 堀越 文(あや)さん 小川在住 43歳

掲載号:2016年9月15日号

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描(えが)く文字に心を込めて

 ○…ギリシャ語で「美しい書き物」を意味するカリグラフィーは様々な文字を独特の筆致で表す技術のこと。「アルファベットの習字みたいなもの。字体が限りなくあるのが魅力です」とおだやかな笑顔で話す。週3回、自宅のリビングを開放し、主婦も多い生徒たちに指導してちょうど10年になる。「展覧会のテーマは皆さんがつけてくれました。力作が並びます」

 ○…学生の頃、表参道の露店で中国の鳥文字を見て「文字の美しさ」にビビビッと来た。それがきっかけとなりカリグラフィーに行きついた。「当時は教室が昼の時間のカルチャースクールしかなく、仕事で行けないことが多かった。結婚を機に本格的に始めました」。魅力にどんどん嵌っていった。「パソコンで何でもできちゃう時代だからこそ、手書きの風合いが良いのだと思う」。今でも年賀状やお礼状は、心を込めた手書きにこだわる。

 ○…「器用ではないので人より努力しなければ」。周りがみんな上手に見えた。「いつか見てろよ」という思いで毎日ペンを持ち、ひたすら練習を重ねた。講師の資格を取り、プロ中のプロが集うギルド会員にもなった。2年に1度、最高峰のコンテストに出展している。「何をやっても続けられない子だった。亡き父も喜んでくれていると思う」

 ○…高2生、中3生の2人の息子さんはどちらも野球に没頭。キャッチャーの長男は、この秋の大会で初のレギュラーの座を掴んだ。何でも一生懸命やれば叶うということが子どもに伝わっている。「応援に行って、自分が元気をもらっています」。毎日の作品制作。近所のドラッグストアでパートをしながら、朝4時半に起き、子どもを朝練に送り出す。「今、私の人生で一番ハードかも」と苦笑するも、目の輝きを失わない。「落ち着いたら、もう一度レベルアップのために習得したい。そして、ギリシャの壁画を見にひとり旅をしたい」。夢は果てない。

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