町田版 掲載号:2016年12月1日号
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町田イタリア歌劇団「蝶々夫人」にシャープレス役で出演する 大塚 博章さん 46歳

朗々と響くバスバリトン

 ○…日本を代表するバスバリトンの持ち主も、子どものころは自分の声がコンプレックスだった。小学校の音楽の時間は「周りと同じように声を出して歌うことができず、苦痛だった」と話す。転機は中学のとき。声を買われて合唱部への誘いを受けると「女子が多いから楽しいかな」と軽い気持ちで入部。そこで歌うことの楽しさを知る。

 ○…出身は北海道岩見沢市。歌うことが試験の一つだった玉川大学芸術学部を「記念受験」すると予期せず合格し上京。恩師と出会い、歌って演技するオペラに魅了された。卒業後、留学の資金稼ぎと音楽への気持ちを試すために就職。日本のパイオニアと呼ばれるバス歌手、岡村喬生のオペラ団体主催「魔笛」のオーディションに受かり、この道に進むことを決意した。

 ○…アルバイトで食いつなぎ、ようやくプロとして仕事ができるようになったのは30歳ぐらいから。現在は二期会に所属し、2000人近く収容する新国立劇場の舞台に立つ。今回出演を決めたのは「役に対する興味と地元で演じることへの思い」だ。ドイツに留学したときに感じた、オペラが生活の中に溶け込んでいる様子が忘れられない。小さな劇場があったり、定期的に公演があることで人々が映画を見る感覚でオペラを楽しんでいる。だからこそ「町田で上演することで、オペラになじみのない人にも気軽に見てもらいたい」。そして、訓練された声のすごさを生で体感してほしいと力を込める。

 ○…まだまだやっておきたい役がある反面、将来は自身のパフォーマンスだけではなく後進を育てることに力を入れたいという思いがある。息抜きはお酒をたしなむこと。留学したときに現地で知ったドイツビールにはまっている。年齢を感じさせない端正なルックスに低音の声。女性にもてるでしょうと質問すると「そうでもない」と静かに笑みを浮かべる姿が憎らしいほど似合っている。

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