「映像文化・芸術の発展」「上映・鑑賞機会の提供」など映像を通して地域の活性化を目的に活動している「グローイングアップ映画祭」は11月23日、今年で2回目となる「鶴川ショートムービーコンテスト」を和光大学ポプリホール鶴川で開催し、グランプリなどを発表した。
「鶴川ショートムービーコンテスト」(齋藤小織実行委員長)は市民有志が実行委員となり、15分以内のショートムービーを全国から募集し、多くの人に観てもらいながら、審査し、表彰しようというもので、今年で2回目。
今年7月から約2カ月半で集まった作品は27作品。そのうち、一次審査を通過した入選作品16本を同施設内のカフェマーケットで11月11日から10日間上映し、多くの人に観てもらえる場を提供。来場者から好きな作品を投票してもらう企画も同時に行った。
審査委員長は映画「赤々煉恋」、「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」、テレビドラマ「南くんの恋人」、「イタズラなKiss2」などを手掛けた小中和哉監督。
グランプリには高橋良多監督の「ロープウェイ」が受賞した。小中和哉審査委員長は「伝えたいことが一番明白な作品でした」と話し、高橋良多監督は「家には冷蔵庫と洗濯機がないので、いつも映画を撮ろうか洗濯機を買おうか迷うのですが、賞金をいただいたので、また映画を撮ろうと思います」とあいさつした。グランプリには賞金10万円が贈られた。
準グランプリには岡部哲也監督の「また会う日まで」、町田市長賞には篠田道秀監督の「前略 田村健治先生〜これからも夢を共に」、町田市議会議長賞には野本梢監督「スプリング・イン・ソイソース」、一般財団法人町田市文化・国際交流財団理事長賞には大林泉輝監督の「町のお肉屋さん」、観客賞には志賀伊織・留目栄汰・檜垣慶行監督の「8月31日、町田王国はのっとる」、U―18賞は岡田智至・上武恒介・山中智喜監督の「お江戸へGO」がそれぞれ受賞した。
準グランプリには賞金5万円、市長・議長・理事長賞にはそれぞれ賞金2万円、観客賞には賞金1万円、U―18賞には図書券2万円分のほか、協力スポンサーのUCCフーズ(株)相模原支店、イオンシネマ新百合ヶ丘より副賞が贈られた。
同実行委員会は「来年もコンテストのほか、2月から撮影講座なども開始します。ぜひ参加してください」と呼びかけている。詳しくは「鶴川ショートムービーコンテスト」で検索。
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