J2リーグ第2節、敵地カマタマーレ讃岐のホームへ乗り込んだFC町田ゼルビアは、2-2の引き分けに終わり、今季の初勝利は町田で行う次節のホーム試合へ持ち越しとなった。
開幕戦を落とした両チームは勝点3を得るべく試合に臨む。立ち上がりはホーム開幕戦となった讃岐のペース。ディフェンスラインを高く保つゼルビアの背後を狙い、得点には至らないがゼルビア陣内で攻撃の形が作られる。それに対し、セットプレーから自分たちのリズムをつかむゼルビア。スコアレスで終わるかと思われた前半45分にスローインからFW戸島章がグラウンダーでクロスボールを入れ、これをFW中島裕希=写真=が押し込んで得点。
1点リードで後半に入ると、ゼルビアの中で守りの姿勢が表れる。こうなると流れが傾き、讃岐の攻撃時間が長くなる。82分、コーナーキックのこぼれ球をゴールに沈められ同点。さらにアディショナルタイムにまたしてもコーナーキックの流れから逆転弾を決められ万事休す。
アディショナルタイムは4分。あと数分で試合が終わる間際に、今度はゼルビアがコーナーキックを獲得。1本目は讃岐の体を張った守りに防がれたが、2本目のファーサイドを狙ったコーナーキックの折り返しがゴール前にこぼれ、これをDF松本怜大が押し込んで辛くも同点に持ち込んだ。これでゼルビアの今季の初勝利は次節のホーム町田での試合に持ち越しとなった。
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