三輪町にある町田市消防団第三分団第九部の消防器具置場が新設され、そのシャッターに学生がデザインしたロゴマークが採用された。デザインを担当したのは、サレジオ工業高等専門学校デザイン学科の4年生、内村雛子さん。
2年前、同校に町田市消防団から団員募集のポスター制作を依頼されたのがきっかけ。若手の団員を集めたいという希望を聞き、どうせならと、総合プロデュースを提案。ポスターだけでなく、若者に受け入れられそうな『アイドル』を作り、イベント実施するという提案を行った。その中にロゴマーク作成もあり、内村さんが担当した。その時はポスターのみ採用されたが、ロゴマークを気に入った同団から昨年11月、シャッターに描いてほしいと依頼が来た。
一目でわかるものをと、纏頭(まといがしら)を5角形にして、町田市消防団の5つの分団をイメージし、『町田』の文字を真ん中に従えた。三輪の町に馴染むような昔ながらの暖かいデザインにした。内村さんは「学外の方から意見をもらうなど貴重な体験ができた。作る側とユーザーが求めるものが違うこともあると分かったので、積極的にターゲット調査をしながら今後の作品作りに活かしたい」と意欲を述べた。
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