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「主役」と伝え、笑顔を一つに 「チャレンジ防災」実行委員長 小泉渉さん

文化

掲載号:2017年4月20日号

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ポスターを掲げる実行委員長の小泉渉さん
ポスターを掲げる実行委員長の小泉渉さん

 4月22日(土)に都立小山内裏公園で開かれる催し「チャレンジ防災」。町田・八王子両市の地域住民や企業、学校、自治体などが協力し3年前から実施しているもので、起震車体験や非常食の試食などを通して、「いざという時」を身近に感じられる内容になっている。第4回となる今回は、八王子市側が幹事役。実行委員長を務める小泉渉さん(68)に話を聞いた。

 「チャレンジ防災」のまとめ役として「当日」が待ち遠しくて仕方がないという小泉さん。根っからの祭り好きで、「職業や年齢、住む街が異なる人たちが一つのテーマを基に協力し合う。本当に素晴らしいこと。いろんな方に会いたいね」と話す。起震車体験や非常食の試食など、災害を自分事として捉えられるようにし、来場者一人ひとりの地域防災への意識向上につなげたい考えだ。

 小泉さんは「地域貢献」する毎日を送る。町会や保護司の活動に加え、近隣小中学校の運営委員会に属するなど、「お役に立てば」と飛び回る日々だ。「頼まれたら断れないんだよ。でも、活動を通して新たな発見が得られる。機会を与えてくれたことに感謝するばかり」と小泉さん。なかでも、少年院を出て「新しい道」を模索する青少年などを見守る保護司の仕事にやりがいを感じているという。「できることは話しを聴くことだけ。でもそれが立ち直るきっかけの一つになればと思い活動している」

 小泉さんは36年間、私立の中高一貫校で生物教師を務めてきた。授業では座学よりも、実験を多く実施。生徒の好奇心を刺激し笑顔をつくる「名人」だった。重視してきたのは生徒の声を聴くこと。「私の意見を押し付けても生徒は伸びない。相手を尊重すれば、生き生きとしてくるんだよ」と話す。異なる立場から出る様々な意見をまとめる必要のある今回のイベントにも、この経験が生かされている。 

 活動の根底にあるのは「地元愛」。街を盛り上げるためには、「旧住民」と新たに移り住んできた「新住民」の結びつきを深める必要があると考えるという。「今回の催しがその役割を果たせれば」と期待を寄せる。「小学生の頃、多くの児童がいるなか、校長先生が『小泉君』と自分を覚えてくれていた。教師になるきっかけとなったその嬉しかった思いを、今回の催しでは自分が参加者一人ひとりに贈るつもり。『あなたが主役ですよ』と――」

 4月22日(土)、午前10時〜午後3時。小雨決行。入場無料。問合せは小山内裏公園パークセンター【電話】042・676・8865へ。

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