【1】町田市民文学館では年4回の企画展を開催しています。学芸員は、その展覧会の企画――テーマを決めて、資料調査を行い、関係者への挨拶や連絡をし、資料借用の交渉を行い、ポスターやチラシなどの広告物や図録を作成し、資料を展示する――はもちろん、展示関連のイベントの企画――展示内容をより深く理解してもらい、来館者に楽しんでもらうためのイベントを考え、講師を探して交渉、事前準備をへて実施――のほか、資料整理、文学講座や講演会(などの教育普及事業)の企画・運営等も行っています。
【2】展覧会を企画するとき、どのテーマをどのように展示したらお客様に興味を持ってもらえるかを考えて内部で議論を重ねます。その際、それぞれの展覧会において、お客様にこれを伝えたい!ここは知ってもらいたい!という〈核〉となるものがあります。文学は実体がないので、作品の内容や作者の思いを具現化・視覚化するのが難しいのですが、展覧会をご覧になったお客様が学芸員の伝えたかった内容を汲みとって評価してくださったとき、何ものにも代えがたいやりがいを感じます。
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