横綱・白鵬の土俵入り（４月23日＝市立総合体育館）
大相撲地方巡業「町田場所」が４月23日、町田市立総合体育館で開催された。
昨年約80年ぶりに町田で開催され、大盛況だった興業。今年は初めての日曜開催ということもあり、年配の相撲ファンをはじめ、家族連れや相撲女子と言われる若い女性らの姿も見られるなど、会場は約５千人の観客で満席となった。
当日は大阪場所で優勝した横綱・稀勢の里はケガで出場しなかったが、横綱・白鵬や日馬富士など人気力士が集結。「子どもの稽古」や「相撲甚句」「初切（しょっきり）」など地方巡業ならではの催しに会場は大いに沸いた。力士たちの迫力ある取組に会場は終始盛り上がりを見せ、とりわけ町田市出身の十両・北太樹が土俵に上がると、観客から「頑張れ」と熱い声援が送られ、会場は温かい拍手に包まれた。
相模原市内から息子さん２人と観戦に訪れた男性（61）は「力士たちを間近で見られて迫力があった。来年以降もぜひ開催してほしい」と話していた。
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