京王相模原線「多摩境駅」の駅前広場に4月27日、エレベーターが完成した。
これは、町田市福祉のまちづくり総合推進条例等に基づく道路交通のバリアフリー化に向けた取り組みの一環によるもので、多摩境駅を利用する人が「より安全で快適に移動すること」を目的としている。
エレベーターの完成披露が行われたこの日は、近隣住民や関係者に混じり、駅の近くにある多摩境敬愛保育園とサンフィール保育園の園児らや、FC町田ゼルビアのマスコット「ゼルビー」がエレベーター完成のお祝いに駆けつけた。
園児らは大きな声で合唱を披露し、テープカットも行うなど、にぎやかな稼働初日となった。
町田商工会議所堺市部長の佐藤通さんは「構内と屋外で段差のある駅で、これまで階段とスロープしかなく、高齢者やハンディのある人は利用しづらく、車いす利用者などは遠回りしなければならず、設備が整っている隣の橋本駅や南大沢駅を利用する人もいたほど。ようやく地域住民の念願がかないましたね」とコメントした。
サンフィール保育園の網野裕華園長は「うちや近隣の保育園の利用者には京王線を使って新宿や渋谷など都心で働くママさんが多いです。毎日ベビーカーを押しての移動が大変で。これでだいぶ楽になると思います」と喜んでいた。
町田版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|