流ちょうな日本語でスピーチする留学生
桜美林大学「留学生による日本語スピーチコンテスト」が21日、同大国際寮大ホールで行われた。中国、ベトナムの留学生ら10人が、流ちょうな日本語で、留学生活の不安や自国の文化の紹介。日本生活の楽しさ・苦労、日本人の優しさなどを紹介。文化や習慣の違いによる体験談は笑いもあり、考えさせられることもあり、会場は発表が終わるたびに大きな拍手に包まれていた。
優勝は中国出身の任美霖（ニン・ビリン）さん＝人物風土記で紹介。来日したばかりで道もわからず、雨が降る夜に迷子になったことを話した。不安の中、思い切って声をかけた日本人がとても優しく道を案内してくれ、傘まで貸してくれたこと、そして自分も親切のお返しに違う人が困っているときに傘を貸してあげたことを話した。優勝賞品はテーマパーク券。「友だちと行きます」と大喜びしていた。
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