町田市立国際版画美術館で7日から、企画展「明治維新から150年〜浮世繪にみる子どもたちの文明開化」を開催する。浮世絵に書かれた「子どもの姿」に注目し、その小さな体を通して時代の空気を、作品を通して大人だけでなく子どもたちにも伝えようと企画された。
「明治維新から150年〜浮世繪にみる子どもたちの文明開化」(7日(土)〜11月23日(祝・木))は、文明開化の新風と江戸の面影のはざまで遊び、学ぶ子どもたちの姿が生き生きと描かれた約300点の浮世絵と資料が並ぶ。
「当館には多くの方が来館されますが、ほとんどが大人の方です。今回はお子様にも来館して、浮世絵の面白さを知ってもらいたくて企画しました」と同館。
当時の英語授業や子どもたちの服装などを、浮世絵を通して多方面から紹介する。
期間中は、「一緒にあそんで、明治にタイムスリップ」(14日(土))、「美術館でおはなし会」(21日(土)・11月7日(火))、「折って作ろう おもちゃ絵ワークショップ」(11月4日(土))など、子ども向けの関連イベントも多数行われる。
また7日、8日の両日は、同館と同館前庭で「第19回ゆうゆう版画美術館まつり」を開催する。子どもが参加できる木版画摺り体験やキッズアート、ポスター表彰、チャリティバザール、コンサートなどイベント多数。詳細問合せは同館【電話】042・726・2771へ。
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