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ミノクラゲを日本初展示 希少個体が続々 北里アクアリウムラボ

社会

掲載号:2017年12月21日号

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アクアリウムラボで展示しているミノクラゲ(仮称)=提供写真
アクアリウムラボで展示しているミノクラゲ(仮称)=提供写真

 北里大学海洋生命科学部の学生が企画・運営をしている、大学内に併設されたミニ水族館「北里アクアリウムラボ」(相模原市南区北里)で今月5日から、希少なミノクラゲ(仮称)の展示が始まった。新江ノ島水族館との同時公開で、日本初展示となる。

 このクラゲは傘の上に毛のような突起が現れ、蓑をまとったように見えることから「ミノクラゲ」と言われている。主に東南アジアに大量出現し、成長すると50cmほどになり中華クラゲの食材として中国などを中心に輸出されている。

繁殖個体では世界初

 同大学では、2016年にクラゲの元となる「ポリプ」を譲り受け、今年7月にクラゲの幼生が生まれ育成させた。同大の三宅裕志准教授によると、現在展示しているのは3〜5cm程度の2個体で、傘の表面に僅かに突起が出始めており、野生個体は世界でも事例があるものの、繁殖個体としての展示は世界初という。

 今年6月に世界初展示となった「ヒョウガライトヒキクラゲ」に続き、希少なクラゲを次々に展示している北里アクアリウムラボ。ミノクラゲを含めて現在5種類のクラゲが同水族館で展示されている。

 一般公開は、平日の午前10時〜午後4時で入場無料。入館の予約は不要だが、学生による解説が必要な際は電話で予約を。問合せは同学部事務室【電話】042・778・7919へ。

 同学部で水族館職員や博物館職員を目指す学生らが企画・運営している「北里アクアリウムラボ」は、「一般的に知られている生物をスターにしよう」をモットーに希少な生物に限らず、様々な海洋生物を、趣向を凝らした方法で展示している。また、同学部では、東南アジアにおける食用クラゲ類の生活史や環境適応について研究し、持続的な利用や保全の研究を行っている。

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