町田市は相原地域の主な交通空白地区の解消を目指し、2月1日からタクシー車両を用いた小型乗合交通の実証実験を始めた。運行期間は3月31日(火)までの2カ月間。
経路はJR横浜線の相原駅西口から丸山団地の「団地西」バス停留所までのルート。日中の移動に不便を感じている方の移動を支援することが目的だ。道路幅が狭く、バスによる運行が困難なためタクシー車両を走らせる。車両は乗客4人乗りのセダンタイプで、ボンネットなどに愛称が書かれた専用のステッカーが貼られる。路線バスと同じようにあらかじめ定めたルートを時間通りに走る「定時定路線型」の運行。団地西発は午前8時45分〜午後3時20分、相原駅西口発は午前9時35分〜午後4時40分で1日に6往復する。相原駅―団地西間は約1・2Kmで約7分、団地西―相原駅間は約1・5Kmで約9分。
運賃は200円均一(現金のみ)。未就学児は有料乗車1人につき1人まで無料。2人目からは200円。平日限定で土・日曜、祝日は運休する。
町田市都市づくり部交通事業推進課によると2月1日〜8日(2日は降雪のため運休)の間の5日間でこれまで計60人ほどの利用があったという。今後はこの実験によって利用者の需要を考えた上で本格的な運行が検討される。
運行に関する問合せは交通事業推進課【電話】042・724・4260。
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