若きプリマたちの華やかな競演――。「第18回まちだ全国バレエコンクール」(主催/NPO法人町田バレエ育成振興会=堀文雄理事長)が4月3日から5日までの3日間、町田市民ホールで開催され、小学生・中学生・高校生・シニアの各カテゴリーに地元・町田を含む首都圏や、静岡県や富山県など遠方からも参加した191人のバレリーナが頂点を目指した。
日本バレエ界の第一人者・岡本佳津子氏をはじめ、パリ・オペラ座バレエ団のエマニュエル・ティボー氏らそうそうたるメンバーが審査員を務めた同コンクール。小学生の部、第1位は「ジゼル1幕のヴァリエーション(V)」を演じた林里穂さん。中学生の部、第1位は「サタネラのV」を演じた村上夏音さん。高校生の部、第1位は「オディールのV」を演じた田中美帆さん。シニアの部は「ドン・キホーテ第3幕よりキトリのV」を演じた古尾谷莉奈さんが第1位に輝いた。
”黒鳥”となり魅惑的な舞いを見せた玉川学園高等部1年の田中さんは「大会と重なり入学式には出席できず、まだ高校生になった実感がないのですが、この部門で1位をいただけたのはとても嬉しいです」とコメントした。田中さんは市内在住・在学者に贈られる「ベスト町田賞」も獲得、ダブル受賞となった。
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