玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ(PA)学科主催のアメリカ桜祭り「TAIKO & DANCE 2018」の凱旋公演(全3回)が、4月27日(金)〜29日(日)に同大学のホールで開催される。
2003年に始まって以来、恒例となった男子の和太鼓と女子の創作民俗舞踊によるアメリカ桜祭り公演は今年で15周年を迎える。本年度は約2週間に渡り、ワシントンD.C.桜祭りなどを中心に3都市13公演を行った。その締めくくりとなるのが、同大学で行う凱旋公演だ。
今年の和太鼓は男太鼓だけでなく女太鼓も披露。男女ともに新曲の作調を行い、男太鼓の力強さ、女太鼓の華やかさといったそれぞれが魅せる色を届ける。
舞踊は1999年世界舞踊フェスティバルで披露した「琉球」(花柳伊三郎氏振付)など、米ツアー初年度に上演した演目を刷新。昨年度から振付の花柳典幸氏と2017年度卒業生11人の合同創作「八木節」ほか各地の民俗舞踊を取り入れた。総勢48人の若さあふれるダイナミックなパフォーマンスが楽しめる。
山本健人さん(芸術学部PA学科4年)は「15周年にふさわしい最高のパフォーマンスを届けたい。大人数での太鼓や踊りはとても迫力があります」と話す。「アメリカ桜祭りの歴史が感じられる演目が多いところが見どころ」と語ったのは横井紅奈さん(同4年)。
演出の花柳伊三郎氏は「継続できる海外公演を作りたいという意気込みで始めました。大学生になって初めてバチを持ったような子たちが公演に挑んでいます。自分たちの持っているものを表に出すための稽古をしてきました。ぜひとも見ていただかなければこの面白さはわからない。見てもらえれば何か答えが見つかるし、その答えは観客の方々が持つべきだと思っています」と話した。
公演は4月27、28日が各午後7時から、29日は午後2時から(29日は予約受付終了。当日券わずか)。上演時間は約80分を予定。全席自由で入場無料。チケットは【電話】042・739・8492制作部(平日午後4〜8時)、【メール】pa-info@art.tamagawa.ac.jpで。
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