町田市と八王子市にまたがる小山内裏公園で20日、防災イベント「チャレンジ防災(=チャレ防)」が行われた。5回目となる今回、来場者は昨年を上回る5500人だった。
人気のはしご車には開始前から長蛇の列。ずらりと並んだ消防・警察・自衛隊車両には制服を着せてもらった子どもたちが試乗し、笑顔を見せていた。
広場では、防災にちなんだ展示パネルや煙ハウス体験、消火器訓練のほか、防災クイズ、防災パズル、パラシュートの紐を使ったブレスレッド作りなど、趣向を凝らした「防災」ブースが展開され、子ども同士や親子連れの人々が楽しむ様子が見られた。
「大声コンテスト」には子どもたちがたくさんエントリーし、各ブースを回るスタンプラリーも盛況。景品のお菓子を求めて、会場中を走りまわっていた。井上博之実行委員長は「イベントを楽しむことで、少しでも『防災』を意識してもらえれば。これを機に知り合いが増え、近隣地域同士の絆を高められたと思う」と話していた。
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