町田消防署(新藤博署長=人物風土記で紹介)は5月16日、東京消防庁管内の消防署で初の試みとなる「救急隊の機動的な運用」を開始した。
日中の救急要請が多い町田駅周辺に対応するため、同駅の近くに救急隊の待機場所を整備し、迅速に到着する体制を確保。待機場所はせりがや会館内で、名称は「町田消防署原町田分駐所」。実施の時間帯は午前8時30分から午後8時30分まで(今後の救急要請の状況によって、変更の可能性あり)。
原町田分駐所の場合、市内で合計7台ある救急車のうち3台が出入を繰り返している。これにより、効率的な出動を図るとのこと。同署は昨年11月、消防署が移転したことにより、駅から遠くなったため、人が集中し救急の可能性が高い駅周辺の救急要請に対して、迅速に対応する必要があった。そういった状況の中で、今回の原町田分駐所設置に至った。
町田市では年間約20000件の救急要請が出ている。一日当たり約50件程度だが、同署担当者は、夏や冬は一日当たりの件数が多くなることを見越している。
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