子どもから大人までが通うダンス&フィットネスの代表を務め、チアダンスを通じて、幼少期の初期段階からの教育に力を入れる。「人間としての基礎みたいなものを、小さい頃にどれだけ伝えられるか。実践できるか。決して一方通行ではなく、子どもたちが実感することこそが重要だと思っています。責任の重さを痛感しますが、一緒に育んでいきたい」と語る。
チアダンスはダンス技術だけでなくあいさつや返事、姿勢など普段の生活態度が重要で、それには小さい頃から”癖づけ”が必要だという。
チアダンスに必要なスピリットは3つ。チア(応援)、ボランティア(助け合い)、ポジティブ(前向きに頑張る力)。「技術は練習すれば習得できますが、スピリットは子どもの時代から身につけさせたい」と話す山田さん。また保護者の方々にも、その時期をしっかり選ぶことが重要、と提唱する。
母になり一層
今年1月、自身も母に。「より一層子どもたちが可愛く見えます。また自分も保護者の立場になり、もし自分だったら、と考えることができるようになりました」と、その変化を喜ぶ。「みんな頑張っているから私も頑張らなくちゃと思えるし、どんなに大変でも、夢があるからやめられない」。母親や周りの人たちを頼りながら、夫とともに子育てをして仕事をこなす―。そんな毎日を過ごしながら、時間の使い方がとても大切だと実感するという。「レッスンでも、50分や1時間で何を伝えられるか。どれだけ良い時間を過ごせるか」
夢はグラヴィスのスタジオを持つこと。「そこに集った人たちの、気持ちが弾んだり、気持ちを切り替えることができたり、そんな空間を作りたい」。夢の実現に向け、動き続ける。「チアダンスは笑顔のスポーツ。人を輝かすには、自分が一番元気で輝いていないとね」。その輝きは増すばかり。
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