夏休みの子どもたちに向けた「特撮ワークショップ」が8月23日〜26日の4日間、和光大学ポプリホール鶴川で行われ、参加した小・中学生11人が一つの怪獣作品を作り上げた。これは「映像文化を通して地域活性化や地域交流につなげよう」と活動している『鶴川ショートムービーコンテスト(=TSMC・大塚隆裕実行委員長)』によるもので、今年で4年目。
TSMCはコンテストをメーンとしながら、月イチ上映会やイベント、講座などを開催する、育成・成長型の映画祭。この祭典を通じ「地域の魅力発見」「文化芸術の発展」「作品発表機会の提供」に寄与し、これに関わる人々の交流や、次世代の才能発掘にも貢献している。
特撮ワークショップの講師は、『ウルトラマンメビウス』や『ウルトラマンティガ』を手掛けた小中和哉監督。小中監督の指導のもと、映像制作のプロや、近隣の和光大学映像メディア研究会のメンバーの手を借りながら、キャラクターやシナリオ作り、絵コンテ作成、撮影、音声、照明、演技などすべて子どもたちが分担して行った。最終日には編集済みの映像が披露され、子どもやその保護者らが作品を楽しんだ。
スーツアクターを目指している金井中2年の内海尊(たける)くんは初回からすべてに参加。昨年から裏方に回り、小学生たちをサポートしていた。「怪獣の性格を決めるのに、自分の意見が通って嬉しい」と喜んでいた。大塚委員長は「色々大変ですが、子どもたちが喜ぶ姿が一番ですね。現役で活躍する特撮監督が直接指導してくれるのはほかにはない特徴。このようなイベントを通して、我々”手作りの映画祭”の活動を広く伝えていきたい」と話していた。
コンテスト作品ぞくぞく
TSMCでは2018年作品を9月15日(土)まで募集中。グランプリ10万円、準グランプリ5万円、ほかU―18賞、観客賞などあり。15分以内のオリジナル映像作品で自由部門や町田部門など各部門を用意。「73作品だった昨年並みのペースで集まっています。まだまだ募集中。ザラザラした作品をお待ちしています」と大塚委員長。発表&受賞式は11月23日(金・祝)に開催。詳細はホームページ(【URL】http://tsurukawa-smc.com/)で。問合せはEメール【メール】smctsurukawa@gmail.comへ。
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