山崎団地自治会で今年7月から団地内周回運行実験を開始している「お買いものお帰りバス」。同団地「みんなの広場」を停留所とし、近くを通った住民に声をかけ、その人が住む号棟下まで送るというもの。高齢化が進む同団地住民の買い物などの行き帰りを助ける目的で、現在、定期便運行にむけて毎週土曜日の午前中(10時から5回)に運行実験を行っている。
4か月が経過した今、1回の実験の平均利用者数は2・5人だという。同団地自治会副会長で運転手も務める西岡泰二さんは「乗られた方は便利だと喜んでいる。70〜80代の方が多い。暑い日や寒い日、
雨の日など外出して歩くことが難しい日には特に良いと思う。年末まで継続し、データを整理してレポートにまとめる予定。それを材料に本格運行してくれれば」と話した。
現在は運転手の募集、手当、バスの運行日、本数、乗り降りのしやすさなどの課題を、実験の結果を踏まえてクリアにしていこうという段階だ。
同団地自治会の吉岡栄一郎会長は「今はまだ利用者が限定的。今後さまざまな人に利用してもらいたい」と展望を述べた。
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