町田リス園(金井町733の1)開園30周年を記念した式典が13日、同園で開かれた。式典には石阪丈一町田市長や若林章喜市議会議長、同園の植草三樹男理事長、同園で働く障害のある人など約100人が出席した。同園は1988年12月、障害者が働く福祉施設として開園した。現在、約20人が清掃作業、放飼場入口出口ドア開閉、チケット切り、エサの袋作り・計量・詰めなどに携わっている。外周200mの「放し飼い広場」では約200匹のタイワンリスが放し飼いにされており、来場者はひまわりの種をリスに与えたり、手の上に乗せたりすることができる。現在では市内でも有数の観光地となっている。市外からの来場者も多く、年間約20万人が訪れる人気スポットだ。
式典で同園の植草理事長は「障害のある人もここでのびのび働いている。これからも温かいご支援をお願いしたい」と挨拶した。石阪市長は「あまり知られていないことだが、『東京都のなかで知っている観光地はどこですか』というアンケートで、リス園は上位にくる。町田は知らなくてもリス園は知っているという人もいる。それくらい有名になっている」と話し、近年SNS上でも人気の同園の盛況ぶりに触れた。
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