神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2019年2月28日 エリアトップへ

原町田大通り テロ災害に備え 市民参加の大規模訓練

社会

公開:2019年2月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
危険物を取り除く処理班
危険物を取り除く処理班

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、町田消防署と町田警察署が連携し17日、町田駅前でテロ災害合同訓練を実施した。訓練は町田センタービル前の原町田大通りを封鎖し、関係者約450人、特殊車両など約30台が登場する大掛かりなものとなった。また数多くの市民が参加し、防災への意識を向上させる機会となった。

 警察・消防のほか、町田市消防団、町田市民病院、南町田病院(D―MAT)、町田センタービル自衛消防隊、原町田六丁目町内会六生会自主防災隊、東京消防庁ハイパーレスキュー隊、災害時支援ボランティア、近隣の大学・専門学校など多くの機関が協力して行った演習は、町田センタービル前でテロ災害が発生し、多数の傷病者が発生したという想定で行われた。テロの犯人を追いつめる警察犬や、爆発物を取り除く処理班、迅速に応急救護を行うD―MATや町田センタービル屋上から避難者を救出するレスキュー隊などの、本番さながらの緊迫感ある演技に、見学者は固唾をのんで見守った。ボランティアで参加し、避難者役を演じた国士舘大学の新井崚太さんは「オリンピックの際にテロなどが起こる可能性があることを改めて実感した。こうした訓練をすることでテロを未然に防ぐことにも役立つと思う」と感想を話した。

 第2部の市民参加型訓練では、見学者は東京消防庁音楽隊、カラーガーズ隊が演奏と演技を堪能。また災害疑似体験ができる防災体験(VR)車には長い行列ができていた。またハイパーレスキュー隊や消防・警察の特殊車両が展示され、ボディが左右に拡張し、最大8床のベッドを備えることができる特殊救急車「スーパーアンビュランス」など、普段見ることのできない珍しい車両に人だかりができていた。

動画が流れます
動画が流れます
感想を述べる同ビル管理組合の鈴木暢生理事長
感想を述べる同ビル管理組合の鈴木暢生理事長

町田版のトップニュース最新6

「子どもの権利」明確に

町田市

「子どもの権利」明確に

条例 5月5日施行

4月18日

相原に「地元推し」かるた

相原に「地元推し」かるた

今月、販売 魅力再発見狙う  

4月18日

チーム盛り上げ、20年

ゼルビアスポーツクラブ

チーム盛り上げ、20年

教室運営 地域とつなぐ

4月11日

名物商店街 今月、代替わり

名物商店街 今月、代替わり

町田仲見世 歴史引き継ぎ

4月11日

道路の不具合LINEから

町田市

道路の不具合LINEから

迅速「送信」に期待

4月4日

負けなしで「3月首位」

ゼルビア

負けなしで「3月首位」

J1名門撃破 街に影響も

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook