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シリーズ〜新ゆりドクター通信〜 手のふるえの新しい治療 新百合ヶ丘総合病院
経頭蓋MRガイド下集束超音波治療
自分の意図とは関係なく、手がふるえてコップが持てないなど日常の生活に支障をきたす、原因不明のふるえを「本態性振戦」といいます。このような症状に悩む患者さんは、多くいると推測されています。
この手のふるえの新しい治療、「集束超音波治療」が今年6月に保険適用となりました。MR装置(写真)のガイド下に頭を傷つけず、視床とよばれる頭蓋内の一部を55度以上に温度をあげ、凝固するものです。※国内では当院で2013年5月に初めて施行されました。
原因不明のふるえでお悩みの方は専門の医療機関に相談してみて下さい。
文/医療法人社団 三成会
新百合ヶ丘総合病院
放射線診断研究所 所長
山口敏雄
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