町田市消防団(佐藤誠消防団長)が10月12日(土)に東京都消防学校校庭(渋谷区西原)で午前9時から開催される「第49回東京都消防操法大会」へ南多摩地区消防団の代表として出場する。これに向けて、9月17日に町田消防署で「町田市消防団出陣式」を実施。高橋豊副市長や新藤博町田消防署長が同団を激励し、選手代表が決意表明や操法を披露した。
「消防団」は、自らの職業を持ちながら地域防災の中核として、火災や水災による災害活動、火災予防、消防警戒活動のほか、地域住民に対する防火防災指導などで活躍している。猛威を振るった台風15号の際も、夜通し対応に当たったという。
消防団員が消防技術を競うこの操法大会は日ごろの訓練成果を確認するとともに、活動技術の向上、団員の士気高揚を図ることを目的に開かれる。
町田市消防団として出場するのは6月30日に行われた「第40回町田市消防団ポンプ操法大会」で優勝し、主に木曽地区を受け持つ第4分団第3部の精鋭。メンバーは指揮者の花岡伸旨さん、1番員の岩下恵司さん、2番員の石川俊資さん、3番員の須田将史さん、4番員の溝上治さん、補助員の渋谷輝さんの6人(写真上、手前左から)。都内から選抜された9つの消防団と、消防技術の正確性・迅速性・安全性を競い合う。
選手を代表して挨拶した指揮者の花岡さんは「多くの方々のご協力とご支援を得て大会に臨むことができる。選手一同、これまでの練習の成果を発揮し、良い報告ができるように精一杯頑張ります」と決意を述べた。また出陣式では必勝だるまへの目入れや、消防車に設置されたポンプを使って水槽から給水、ホース延長、放水までの一連の操作を披露した。高橋副市長は「仕事を持ちながら日々鍛錬し、町田を守ってくれている消防団。市民の安全・安心のために力を注いでいただき感謝しています。大会でも優勝を目指して力を発揮してほしい」と激励した。
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