医療法人社団三医会鶴川リハビリテーション病院(新井基央病院長/三輪町1129)は、住み慣れた我が家で自分らしく生活したいと願う患者が、安心して自宅で生活できるよう、治療・看護、リハビリテーション、訪問診療や訪問リハビリ等の在宅サービスなど、入院中から退院後までのトータルケアを行っている。10月1日には、同病院の回復期リハビリテーション病棟が開設された。
回復リハ病棟とは、脳血管疾患、骨折手術などの急性期治療終了後、すぐに自宅に帰ることが困難な患者や、肺炎・心不全などの治療時の安静により、筋肉がやせ衰えたり、骨がもろくなったりする廃用症候群を有する患者に、集中的なリハビリテーションを行う病棟のこと。食事、排泄といった病棟での日常生活動作の練習と、患者の状態に合わせた訓練室での個別リハビリが一体となり、入院生活そのものがリハビリになるという視点で、早期在宅復帰を目指した支援を行う。
同病院の回復期リハ病棟では14床を新設。後に30床まで増設する予定。医師、看護師、ソーシャルワーカーなど各専門家が連携し、自宅や社会に戻ってからの生活を少しでも元に近い状態に戻せるようサポートしていく。「ご飯を食べられて、トイレで用をたせて、そのような根源的な部分に確立し、全人的な社会復帰を応援します。市の回復期医療を担えれば」と社会福祉士・佐藤真吾さんは話す。(問)同病院【電話】044・988・2322へ。
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