高齢者が安心して暮らせるための町田市の新たな取り組み「みまもりかるた」の貸し出しが2月末から始まった。
このカルタは市内12カ所に設けられた高齢者のための相談窓口施設、町田第2高齢者支援センター(本町田)が作成した目的を同じとするカルタを基に、2019年6月から「全支援センターで利用できるものを」と各施設12人の見守り相談員が集まり3カ月かけて作り上げたという。
出来上がったカルタを地域住民への啓発活動などで使用したところ好評だったため、地域への貸し出しが、このほど決定し発表された。
カルタの読み札、取札ともに45枚で、相談員が考えた読み札には「うちだけは来ないと思うな詐欺電話」「おかしいな何か変だと悩んだら連絡してね支援センター」「ふゆなのにシャツ一枚夏なのにセーターですか」と、見守りポイントを覚えやすい言葉で記す。また取札のイラストは絵が得意な相談員によるものだという。
市高齢者福祉課では「独居や孤立、助けを求められないお年寄りが増えている中で地域の多くの目が必要になっている。多くの人に見守りポイントを楽しみながら覚えて欲しい」と話した。
貸し出し希望者は同課窓口か各支援センターまで。市ホームページからも印刷できるので『町田市 みまもりかるた』で検索を。詳細・問い合わせは同課【電話】042・724・2140へ。
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