本町田、菅原神社近くの築26年の単身者向け社宅をリノベーションし、今年3月にオープンした「まちのもり本町田」。共用スペースが充実した「コモン付賃貸住宅」と居住者が暮らしの共同運営を行う「コレクティブハウス」を一つの建物に共存させることにより、多世代の多様な人々が暮らす新しい共同住宅だ。人との関係の結び方も共用スペースの使い方も居住者次第で、快適な在り方を幅広く作れる。
世界に広がる住まい方
北欧発祥のコレクティブハウス。女性の社会進出や自立に伴い、居住者同士が日常の家事の一部を共同化したり、子育てを手伝い合ったり、ゆるやかで自然な助けあいと信頼関係を築くことができることから世界中に広がりを見せている。
同ハウスを運営するNPO法人コレクティブハウジング社の矢田浩明さんは「近代化の流れの中で家族の中でも孤立が生まれ、社会問題になっています。ここでは食事作りや建物の管理など、住人たちが毎月話し合って決めます。育児や介護はもちろん、適度な距離感で一人暮らしもしやすい住まい方を知ってほしい」と話す。(問)同社【電話】03・5906・5340
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