コロナ禍でも市内の介護サービス体制を維持するために「町田市介護サービス事業所人材連携に関する協定」が9月29日に締結された。
協定は市と介護人材開発センターが市内の特別養護老人ホーム(14法人・17施設)と老人保健施設(5法人・5施設)の三者と結んだ。
市内の介護サービス事業所で新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生した場合でも、介護サービス提供体制を守ることが目的だ。施設でクラスター等が発生し、介護にあたる職員が不足した際、協定を結ぶ法人から応援職員を派遣。市と介護人材開発センターは応援職員を円滑に派遣できるように調整を行う。
都内では初の試み
これまで各施設が相互提携を結ぶ例はあるが、包括的な連携を結ぶ今回のような例は都内で初となる。市内では特養の施設の運転手1人が感染。石阪丈一市長は「この半年間みんなが頑張ってきて市内の施設ではクラスターは発生していないが、油断はできない」と危機感を募らせた。
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