おめでたい夢と言えば初夢の「一富士二鷹三茄子」。町田パリオで写真展を開く山本耕作さん(53歳)は、変幻自在に変化する富士山を20年以上撮り続けている。魅力や近隣のスポット、撮影について聞いた。
お隣りの相模原市在住だが、カメラを始めた小学生時代は町田のカメラ店に足繁く通った。
富士山の魅力は「美しさと自然のすごさが感じられるところ」。光や雲の状態で様々な表情を見せる山に対し、いつも「撮らせてもらっている」という気持ちを忘れない。毎週のように富士五湖周辺に撮影へ出かけ、奇跡的な一瞬を写すためなら徹夜しながら待つことも苦にならない。
丹沢山系に隠れてしまうため、町田市内で富士山が撮れる場所は少ない。山本さんによれば「南町田のあたりに一部ある程度。近くでは小田急線の中央林間―南林間の間や、大和駅近くの公演に見える場所がある」と近場のスポットをそっと教えてくれた。
写真は永遠になる
富士山の撮影について聞くと「技術的な部分は今のスマホのカメラの機能なら十分。富士山を見て自分が美しいと思い、感動した姿を思い切り大胆に切り取ってほしい」とアドバイス。目の前に広がる最高の場面は一瞬のことであっても、写真として切り取ることで感動した風景は永遠に色あせないからだ。
4年ぶりの写真展「富士 光の山」は1月7日(木)から17日(日)まで。入場無料。問合せは【電話】042・725・3710パリオ管理事務所へ。
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